只今の電車での1コマ。
池袋からの帰り、いつものようにグリーン車両に乗った。
金曜日ということもあり、グリーン車両も満席で座ることができず通路に立っていた。
私の前に一人の男性が通路に座りこんだ。
そこにグリーンアテンダントさんがグリーン券の拝見にきた。
グリーン車両では通路で立っていてもグリーン券を買わなければいけないのだ。
アテンダントさんは男性にグリーン券の拝見を求めたが、男性はそれに応じようとしない。
座れないなら次の車両で普通車両に移るといって、グリーン券の払い戻し証書をもらっていた。
しかし、嫌な予感は的中した。
次の駅に着いても普通車両に移動する気配がない。
参ったなぁ。私こういうのマジで許せなくて…
そこへ、またグリーンアテンダントさんが来た。
移動していない男性を見て、先ほど渡した払い戻しの証書を返すように伝えた。しかし、男性は何だよ、わかんないとしらばっくれて全く応じない。
アテンダントさんも困って必死で対応しているが、ちょっとたちが悪い乗客のようだ。
なくした、といいはる男性にアテンダントさんは「もう一度回ってから来ますからそれまでに捜して下さいね。」と言った。
勿論捜す様子は全くない。
数分して戻ってきたアテンダントさんはまたもや男性の「なくした、分からない」攻撃に困り果てていた。
私は堪忍袋の緒がきれた。
「あのさ、いい加減にしなよ。さっき証書もらってたよね。
私の目の前で貰ってたじゃん。私はっきり見てたよ。
彼女困ってるじゃん。出してあげなよ。」
と言った。
私は言ってしまった手前、強そうに見せるために、腕をくんでにらみをきかした。その証書を出すまでは逃がさんといった風に。
しかし、その男性は刃を私に向けてきたのだ。
男性:「ないものはないんだよ」
私:はぁ!!??
睨みあいが続き、とうとう男性が折れた。
が、やっちまった。と思った。このやり取りを見ていた回りの人も助け船をだすことはなかった。
アテンダントさんが去った今、私はこの男性の前を通り車両を出なければならなかった。
はっきりいって怖かった。男性はまだ私を睨んで、荒々しく車両をたたいている。
誰か助けて~(>д<)!!
でも毅然とした態度で最後までいなければと思い、何ごともなかったような振りをしてその男性の前を通っり電車を降りた。
はぁぁ、殴られなくて良かったぁぁ。と安堵の瞬間だった。
全く、正義感強いのも今のご時世では危険と隣合わせなのよね。
気をつけなくちゃです。